物語について







日本人の米離れや、様々な問題を抱え、
希望を無くした若者達の農業離れが目立つ中、
今改めて,新しく農業をやろうとしている
「新規就農者」と呼ばれる人達がいる。

トクさん、トシエさん夫婦のもとに集まった、
「大日本生き残り隊」のメンバーは、
純粋に,農業を志した者たちではない。
何らかの理由で人生の岐路に立たされた人達が、
思い悩み、たどり着いた道が、
自らの手による、米作りだったのだ。

頭取と呼ばれる
銀行をリストラされた寡黙な初老の男、
政治を見限った秘書、
借金に追われるバーのマダム、
更生を受け入れられない刑務所帰りの車屋、
荒れる学校から逃げ出した先生。


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そういうグループの世界に
偶然飛び込んでしまった、 茶髪の少年少女。

様々な現代の業を背負わされた人達が出会い、
生活を共にし、
小さな山あいの田んぼで、
汗あり、愛あり、涙あり、
それに斎藤耕一監督お得意の、
唄あり、のドラマが 展開されるのです。

出演者やスタッフが,
実際に稲作に挑戦する、
撮影用に借りた,二反の田んぼからは、
順調に行けば、
八俵の新米が収穫される予定です。
『自然の偉大さ』、『米の有り難さ』、
そして『生命の尊さ』を,
心にかみしめながら。


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